スウェーデンのマルメ出身の一卵性双生児姉妹デュオ、7ebraが放つシングル「Dinner and a Movie」は、パーティーでどん底まで落ち込んだ後に押し寄せる羞恥心や後悔をテーマにした楽曲です。根底にあるのはダークで悲しい感情ですが、サビでは多すぎるお酒のせいではなく、まるでロマンスの魔法にかかっているかのように「あちこちに星が見える(I’m seeing stars everywhere)」と歌われており、彼女たちらしい茶目っ気のあるアイロニーが効いたポップソングに仕上がっています。
このシングルも収録される彼女たちのセカンドアルバム『How to Land a Plane』は、9月25日にデジタル配信およびリリースが予定されています。国内外のツアーを経てスランプを経験した彼女たちが、マルメのプロデューサーJens Lindgårdを新たな相棒に迎え、スタジオで本能のままに作り上げた本作は、内省的だった前作『Bird Hour』に比べてより外向的で、鳴り響くシンセや耳から離れないキャッチーなフックに満ちあふれた仕上がりとなっています。
アルバム全体を通じて描かれているのは、取扱説明書なしで飛行機を着陸させようとするような、20代半ばから後半にかけての不安や挫折、そして生きづらい現代社会に対する葛藤です。お互いを誰よりも理解し合う姉妹の声や楽器が溶け合うように響き合う本作は、彼女たちのユニークな創造的パートナーシップの真の開花を告げるとともに、スウェーデンのインディー・シーンにおいて今最もエキサイティングな存在であることを確固たるものにしています。
