Suuns – Felt

7.9

Suuns – Felt

Suuns – Felt

デビュー作がチルウェーヴやダークウェーヴ全盛時に出てきたこともあり、その一連のバンドと位置付けられがちでしたが、改めて違うよね。デビュー作から8年で4作目になりますが、このバンドとしての成熟期に入ったようです。常にエレクトロニックなアプローチはありながらも用い方に幅があり、生音がメインの曲では料理に彩を与えるような添え方で、とても巧みだ。でも先行シングルのようなスペーシーな曲はそれほど多くなく、本性である重たくて暗いエレクトロニックが中心の曲が幅を占めてる。そしてそのような曲においても今作では抑え気味な音圧で巧み技で仕上げてるが、その代わりに今まで以上にズッポリ深くなる結果になり、負のアピールが強すぎる。それでもこのバンドの音楽には他にない魅力があり、毎度期待してしまう自分がいる。そして、彼らの音楽を出し続けているこのレーベルには本当に感謝しかない。

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