Review

In Tall Buildings – Akinetic
8

best album

前作から3年でこれが3作目と、いい感じのペースとタイミングの作品だと思う。基本的なことは前作からの延長で、相変わらずの優しく柔らかいメロディと歌声に瞬殺される。そして音作りにエレクトロニクスの導入など、前作よりも精密でシカゴ産らしい細かなアイディアが加わった。今回は名プロデューサーを招いての作品とい...[Read More]

Mint Field – Pasar De Las Luces
7.1

メキシコにはサイケデリック・シーンがあるようで、ちょいちょいこんな感じのバンドが登場しますね。でも他のバンドはもっとサイケロック寄りに対し、彼女たちはアンビエント、アトモスフェリック、シューゲイズ路線。出身がアメリカとの国境街ということで、音楽的な影響はもあるのでしょうか。アルバムを通して聴くと、想...[Read More]

Sonny Smith – Rod For Your Love
7.5

リリースを前に公開されていた最初の曲は、今年のベストの一つに数えられるだろう名曲。それ以外の曲はリリース後に初めて聞くことになったので、一つ一つ期待をしながら聴いていく。彼はバンドメンバーで制作する他の形態など、かなりの多作かだが、今回の新作までは少し間が空いたと思う。そして、よく知られたミュージシ...[Read More]

The Men – Drift
6.3

デビューから毎年アルバムを出していた頃は、その年のベストの常連でした。年イチのリリースが途切れた後で、主要メンバーが抜け、レーベルも離れてリリースした前作は残されたメンバーでなんとかThe Menの音を継続しようとしてる感じが、逆に辛かった。もうこのバンドも終わっちゃうのかなと正直思っていたところに...[Read More]

Renata Zeiguer – Old Ghost
7.9

これがソロデビュー作となる人物ですが、それ以前にAva Luna, Widowspeak, Mr. Twin Sister, Mutual Benefit, Quilt, Leaplingとか、20近くのバンド作品でヴァイオリン奏者として参加してきた実は活動歴が結構ある人。元々ピアノやジャズなどのク...[Read More]

Holly Miranda – Mutual Horse
5

ソロデビューが大きめなレーベルでしたが、その後は現在のところからリリースが続いています。デビュー当時は現在よりもアコースティックで枯れた雰囲気があったので、XLが最もロックやインディに寄っていた頃に出ていた貴重な作品でした。そして現在はデビュー当時のアコースティックな路線ではなくて、スタジオ作品とし...[Read More]

American Pleasure Club – A Whole Fucking Lifetime Of This
8.1

面倒くさい時代ですから、あの名前のままじゃそりゃ面倒なことになりそうですよね。でも変えた名前がこれって、完全におちょくってますね。本作が出る少し前にもなんか出していましたが、こちらは正式な作品かな。作りはローファイな音楽ではありますが、やっていることは適当そうでそうでもない錬って作られた印象で、宅録...[Read More]

S. Carey – Hundred Acres
6.4

どうでもいい話かもしれませんが、最初からこの名前が好きじゃない。普通に本名で良いんじゃないかと。だってこれってT-岡田みたいなもんでしょ。まあそれは置いておいて4年に一度のソロ作3作目ですが、過去2作とほぼ変わらない路線だけど、ややフォークに重きを置いた感じでしょうか。マルチな才能の持ち主である人に...[Read More]

Kal Marks – Universal Care
5.5

これが3作目になりますが、前作は90年代のオルタナ領域ど真ん中な感じでしたが、今回は何か変なことになってきた。基本の90年代式ポストコア、グランジは変わらないけれど、それよりも古い時代のサイケロックやハードロックのような音楽を取り入れていて、タイトなんだけどもっこりブリブリなところがあって、ゴリゴリ...[Read More]

FRIGS – Basic Behaviour
7.3

シングルが出てきた頃から考えるとデビュー作が出るまで結構時間が掛かったかもです。それもそのはず、このアルバムの制作に16ケ月も費やしたとか。もちろんその期間ずっとレコーディングしていたとは思いませんが、納得するものまで繰り返し作ったということでしょう。そしてその16か月間に偽りはなく、仕上がりもデビ...[Read More]

Brigid Mae Power – The Two Worlds
7.6

旦那Peterさんは色んなアプローチの音楽制作や活動で知られますが、嫁さんはギター中心のフォーク路線を続けていて、前作は旦那の音楽のようなアンビエント要素がありましたが、今回は逆にアシッドフォークな要素を強めたような印象です。多分一発録りした曲で構成しているようで、シンプルな作りになるのは必然的。ど...[Read More]

Wei Zhongle – The Operators
6.3

これまで幾つかのレーベルからリリースをしていますが、絵に描いたようなアングラ・レーベルを渡りあるいて今回も新しいレーベルですが、知る人ぞ知るところからになりました。やっている音楽が変だから当然といえばそうなんですが、今回もアートと言えば聞こえはいいですが、変なフレーズの繰り返しが得意技で、そこに実験...[Read More]