Best Album of 2014

Total Control

10. Total Control – Typical System (Iron Lung)

レコーディング・エンジニア業に引っ張りだこで、バンドの方はどうなってるんだろうと思ってましたがやっと出ました。彼が手掛けた音楽がこの作品に少なからずは影響していると思う、オージー・トップ基準。

Ty Segall

9. Ty Segall – Manipulator (Drag City)

少し久々のリリースだったので頑張っちゃったのかな。曲が多いのは大目に見るとして、やっぱりずば抜けていますね。結局全部キラー・チューン。

Quilt

8. Quilt – Held In Splendor (Mexican Summer)

年初に出た不遇系の作品ですが、僕の記憶にはずっと残ってます。究極に何気ないメロディが作れるバンドとしてこれからもずっとやっていけそうです。

Parquet Courts

7. Parquet Courts – Sunbathing Animal (What’s Your Rupture?/Rough Trade)

違うバンドで述べましたが、彼等も現在らしい存在だと思うし、それを作り上げたのがこの人達自身。この音楽を聴くことが何よりアクティヴなんです。

Grouper

6. Grouper – Ruins (Kranky)

昨年の過去作編集盤が影響しているのか、通常路線からはまた違うのを用意してきた。彼女の本心がどこにあるのか分からないまま毎度踊らされる。でもそれがぐらぐらと心地好いわけで。

Mitski

5. Mitski – Bury Me At Make Out Creek (Double Double Whammy)

前にも作品があったようですが、今回初めて知りました。色んな意味で時代のヒロイン的存在になりうる逸材。次作は大きめなレーベルに移っても不思議ではありません。

Alex G

4. Alex G – DSU (Orchid Tapes/Lucky Number)

突如現れた天才、こちらはこれが処女作。どんな音楽を聴いてきたんだろうと想像は膨らむが、最初でこの曲作りはなかなかだし、天性の物なんだろう。

Angel Olsen

3. Angel Olsen – Burn Your Fire For No Witness (Jagjaguwar)

彼女はステップアップを果たしたいい例。ギター・オンリー路線から飛躍して、ミュージシャンとしての新たな存在感を得た。ちょっと太ったのが気がかりですが。。

Ought

2. Ought ‎– More Than Any Other Day (Constellation)

特にメロディアスではないけど、何故か感傷的。反復するフレーズが基本なのになんか不思議。そして完全に乗せられる。この後出たEP含めて、トータルでこの位置になりました。

Blank Realm

1. Blank Realm – Grassed Inn (Bedroom Suck/Fire)

わりと前半にでましたが、聞いた瞬間に、あ、これは今年一番ヤバいやつだと分った。で、結局これを越えるのはなかったのです。初期の作品から追ってる身としては、ここんなことになるとは思ってもいなかった。