Au.Ra – Cultivations

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Au.Ra – Cultivations

Au.Ra – Cultivations

2年間にリリースされたデビュー作以来となる新作ですが、そのデビュー作はシューゲイズやエレクトロニカの残り香的ノスタルジアに、ちょろっとグラつかされましたが、今回の新作では少し方向性は変えている。まず、シューゲイズの部分は少しニューウェーヴ路線に移行させ、エレクトロニカの部分はシンセウェーヴな感じに変えている。結果、前作よりもシンセというか、アナログシンセやテクノ感が強調されている。なので、根っこの部分は前作よりもしっかりしているので、それ以外の自由度は増しており、最初の曲のように下手くそなヴォーカルを活かしつつ、変なコード展開で右往左往する不自然で雑なプログレッシブ構成とかはとても面白い。でも、それ以外の曲は変態度が思った程ではなく、それっぽく終わってしまう。でも狂気ポップを作れる片鱗を魅せてくれたことはポジティブに捉えられるし、次に期待したい。 more detail